2017-05-18 ユトリロ回顧展 日記 #日々の出来事 ユトリロを観に行きました。よく知る見慣れたユトリロですが、デッサンや、リトグラフなどにいいなぁと思うものがありました。 母親が奔放で複雑な環境にあった子供時代。ゆえのアルコール依存症。精神科へ入院。売れたために幽閉され描いた絵。 美しい優しい色彩の絵から、私が感じるものに過ぎないけれど、漂ってくる不安や、大きな建物の圧迫感、脅迫感、細く行き詰まる往く道の閉そく感に、ユトリロの哀しさが見えてくるようです。 外に出ると。美術館はまるで、ユトリロの絵のモチーフのようでした。姫路市立美術館7月2日まで。