mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

ひこうき雲

イメージ 1夕方台所の窓から見えた西の空は淡く茜色に染まり、ひこうき雲が真っすぐに天に向かって伸びていました。
あなたが今日見ることが出来なかった夕日です。
一昨年の暮れ、桜の頃と余命宣告されたあなたが今年の桜も見ることが出来て、覚悟は出来ていたはずだったけど・・心のどこかでもしかしたらずっと奇跡を起こし続けてくれるのではないかと甘く思っていたことを今日思い知りました。
厳しい闘病の合間、会って食事をしたり、お話したり、いつも明るく前向きで正直で泣きごとは一度も聞いたことがない、強くて優しい人。
さっきあなたからもらったメールを読み返しました。
昨日メールしようと思っていたのに。何故しなかったのかな。私。
言っておきたいことがあったけど、言うといなくなってしまいそうで、いいそびれてしまってた。あなたにもしものことがあったら、あなたの娘さんのことは必ず大事にしますから心配しないで。りっぱだったあなたの代わりにはなれないけれど、もしもいつかお母さんと呼ばれる日がきたら、本当の娘と思って大事にします。
 
会ったとき、別れ際にいつもしていたように、もう一度、抱きしめて、私のパワーを分けてあげたかったよ。