３冊目は「Parisienne ｄ'un mois 一か月のパリジェンヌ」雑誌などで活躍中のイラストレ―タ―平澤まりこさんのパリ滞在記です。
なんと言っても、装丁の楽しさ美しさが目を惹きました。美しいパープルにゴールドの文字とミミズクのデザイン。リング式のノ―トの形もいいな♪
そのうえに、丁寧にボール紙のカバーが付いていて、それにも同じ色で文字がプリントしてあります。CDにジャケ買いというのがありますが、本の装丁もとっても大事、大きな魅力です。こういう形にするとずいぶんとコストがかかりそうで、とても贅沢、作り手のこだわりや、愛情が伝わってきます。
中身も、写真や、イラストがたくさん、手描きの文字も楽しいです。前半の素敵な家で魅力あるホストファミリーと過ごしたお話と、後半のアパルトマンでの気ままな一人暮らしの様子が、日を追って描かれています。昨日の本もそうでしたけど、温もりや香りや音や声が伝わってきますょ。
