昨日から強い風が吹いています。台風の影響みたいですね。
風と言えば、イブ・スパン・オルセンの絵本「かぜ」
活き活きとした筆致、デフォルメされたユーモアのある絵柄も、
自由な発想のお話も、わくわくとした気持ちになって大好きです。
「かぜ」は廃番になっており もう手に入らないと思っていたところ、
時々のぞいてる、古本屋さん「ツリ―ハウス」で、みつけました!♪♥
― すずしい風。あたまがすっきりするわ。と、女の子。
― おそろしく冷たい風だ。と、トラクターのうんてんしている人。
― せんたくものが、よくかわくわ。かしこい風。と、おかあさん。
― いやらしい風め。地面がカラカラだ。と、おひゃくしょうさん。
― タコがうまくとぶよ。風さんありがとう。と、男の子。
― じゅうたんがとんじゃう。いやな風ね。と、おくさん。 ― 風ってしんせつだな。たき火がうまくつくよ。と、ボーイスカウトの男の子。
― こんちきしょう。風でパイプに火がつけられん。と、おじさん。
― 木を折りやがって、やっかいな風め。と、森の番人。
― 風さん、お願い。かごをとばさないで。と、小さな男の子。
― 風も、よろこばれたり、きらわれたりね。
いつかお話したぞうのお話にも似てて、受け止め方ってありますかねぇ ^-^
私は風が好き。なんだか、わくわくしますもの。