mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

リンドグレーン

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長くつ下のピッピ』『やかまし村のこどもたち』など世界中で

愛され続ける児童文学作家スウェーデンアストリッド・リンドグレーン

知られざる若き日に焦点を当てた伝記ドラマ。才能が芽吹き始める一方、

道ならぬ恋によって未婚の母となり、苦労を重ねていく激動の日々を描く。

リンドグレーンは私のカリスマ。敬愛してやまない作家です。

絵本作家の生い立ちを知る時、子どもの頃の貧しさや、親子の葛藤、死別、

不遇の子ども時代を過ごしたことを知ることが多くあります。

感受性の強さから、それゆえにうまく築けない人間関係。

リンドグレーンもそのような一人だったことがわかります。

真っすぐに正直に生きることは、時にトラブルを引き起こします。

何もない穏やかな人生は、それも幸福ではありますが、

哀しさや、苦しみ、人生の機微を知ってこそ、わかることがあります。

そこから、生み出された数々の名作。文字通り「生まれた物語」

そう思うと胸がキュンとします。

経験してきたいろいろなこと。すべてが生きるための糧になればOK。

そう思うと、自分の人生もなかなかの収穫だと、ちょっと納得。