mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

さよならする会

週末広島に帰りました。イメージ 4
母校美術科の建物が老朽化のため取り壊しが決まり、「さよならする会」に参加するためです。
新幹線に乗り、駅からは登校していた時のようにバスに乗り、バスから見える河川敷の風景や、バス停から坂道を登って行く道々を、懐かしく登校しました。
約4000人の美術科卒業生のうち180人ほどが世代を超えて集まり、先生方とともにさよならしました。

イメージ 3
イメージ 2
イメージ 1













懐かしい油絵の匂いや、落書きされた壁、石膏デッサンで苦戦した馴染みの石膏像のみなさんも勢ぞろい。
身体を動かしデッサンに明け暮れた毎日。ただただ絵のことを考えていればよいという夢のような日々。
今思えば、若いということが、それだけでまぶしいような。
今、教育の場では美術の時間は削られ、美術科への進学は減り、美術科は存続の危機です。
美術や音楽や文学は、世の中に花が咲いているようなものだと思うんです。
木々や草や野菜だけでも、もしかしたら世の中はまわっていくのかもわからないけど、この世の中に花という
存在がなかったら、どんなに寂しいものだったかなぁと思うのと似ています。