mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

ゴッホと撫子の花

イメージ 1イメージ 2NHKと言えば、最近こんな番組も観ました。
ゴッホは日本の夢を見た」
女優の吉岡里帆さんが、ゴッホの絵を旅するというもの。
私が心惹かれたのは、見慣れたゴッホの有名な絵やエピソードでなく、知らなかった話や絵です。それは・・・。
 
イメージ 4イメージ 3アルルにあこがれの日本を見ていたゴッホ絵描き仲間との共同体を始めます。しかし人間関係が破綻し、有名な耳切り事件を起こします。それによって精神病棟に幽閉されるゴッホその閉塞された無機質な部屋の壁に一枚の絵を貼って眺めていたと言います。それは雑誌の日本特集にあった撫子の絵でした。ゴッホが選んだ撫子の絵。それをゴッホはどんな気持ちで眺めていたのか。そして、その絵がどんなにゴッホを救ったんだろうと想像します。
イメージ 5イメージ 6そんなゴッホに届いた弟テオからの朗報。テオに子供が生まれたというものです。大変に喜んだゴッホがお祝いに描いた「花咲くア―モンドの枝」。優しい色合いで丁寧に描かれた花は病院の庭に咲いていたアーモンドの花なのだそう。
この絵は、ゴッホの故郷オランダで至宝と呼ばれています。
 
ゴッホはけん銃で自らの命を絶つのですが、こんなに優しい温かい絵を描けたゴッホが何故?と納得がゆきません。不器用だったのかな。真っすぐすぎて折れたのかな。生きてもっと描きたい絵はなかったのかな・・・