mieと散歩しよう♪

今日という日は残りの人生の最初の1日

子ねこ騒動、その後― チビ病院に行く

年末に予約していた去勢手術のため、チビを病院に連れて行きました。
十数年前まだ子どもだと思っていたモモが家で二度もお産をし、里親さんを探すのも大変で、すぐにモモや家に残った子どもたちを次々に病院に連れて行きました。その時は女の子たちでもあり、これ以上お産をしても責任を持って飼いきれないし考える余地もなく止む追えずでした。もちろんその時も、尊い命のリレーを絶ってしまうことの恐れも迷いもありました。
今回、チビは男の子。そして迷い猫です。そのうえ気が弱くて、のんびりしていて、人にも猫にもフ―のひとつも言わない優しい、大きいけど、まだ子猫です。可哀そうという気持ちがどんどん大きくなります。箱が大好きなチビは、疑いもなくチビのために買ったキャリーケースに入ってお気に入りの様子です。ですが、いよいよ外に出ると、ブルブルと震えはじめました。病院に着いて、声を掛ける間もなく、預かりますと言われ病院を後にしました。どんなにか怖がりのチビが怖がっているだろうと思って、帰る道々涙が出ました。ちょうど神社の前を通ったので、神様に無事をお願いしました。イメージ 1
人間のエゴなのかもしれないです。盛りがついて、鳴いたり、喧嘩したり、家のおばあちゃん猫たちに飛び付いたり、よそで赤ちゃんが出来て連れて帰ったり、それらのことはみな私たちにとって、困ったことでしかないのだから。暖かく安全な部屋と、たっぷりの食べ物と、愛情と引き換えの飼い猫の宿命。飼い主の宿命です。
書いているうちに、今、無事に終わりましたと病院から電話がありました。夜、迎えに行ってきます。早く会いたいなぁ。