↑「あの日のことはよく覚えている。家の戸をあけたら、
べつに大した出来事のない一日だった」
というのがこの作品の題名です^-^ 私は良い一日になりました。
雪のチラチラする今日。姫路美術館 日比野克彦の展覧会に立ち寄りました。
常設の展示を観に行って、せっかくだからと、観たのだけど、
とても面白くて、もう2、3日で終わるらしく、ラッキーでした。
ダンボールなど多用した作品はとても軽妙で洒脱で、音楽かスポーツのような
爽やかさと、それだけでない戦争や高齢化社会や環境問題も語り掛けられる。
立体的に配置された演出は、まるで森を彷徨っているかのような気分になる。
常設で、よく知られる画家たちの絵をみて、実際に描かれたものが
目の前にあるということに、改めて深い感慨を得る。本当に生きていたのだし、
絵は今も生きている。思いがけず、観たかった「コッテ」という画家の作品も
掛かっていてうれしかった。今度は道具を持ってきて模写をしよう。
と、いう話を美術を習った先生に知らせたら、今度、コロナが落ち着いたら
一度倉敷に絵を観に行こうということになって、とてもとてもうれしい。
やっぱり人生はおもしろい。思いがけない展開が次々にやってくる。